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ヒルズ2

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 前のブログで六本木ヒルズに行った事を書きましたが、先日第二のヒルズ「表参道ヒルズ」ができ話題になりました。六本木ヒルズの時は出来てから2年近くの月日が経ってからの訪問で、今回のヒルズははてさて「いつになったら行くのだろう?」と思っていましたが、昨日行ってしまいました。何故今回は?と言いますと、周りが声をそろえて「ヤバい!」その「ヤバい」は良い意味でなく、悪い意味でです。もっと凄い人は「安藤忠雄の責任は思い」とまで感じており、そこまで言わしめる「それ」を見に行かなければ!との思いと、原宿・青山・表参道は六本木とは違い、自分のテリトリーですから行きやすかったんですね。
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 早速侵入し一先ずカフェで休憩。確か入場制限をするほど人がごった返していると聞いていたのに雨だったせいか?人はまばらでゆっくりと見る事が出来ました。「あれ?ちょっと待って???」ゆっくり見れるも見れないも見たい店がない!「ふぅーん、、、、、」感動は何もなし。唯一残っている同潤会アパートを下り外へ。道を挟んで表からの外観を見渡す。「ふぅーん、、、、、」感動は何もなし。なるほど、皆が言う事が何となく理解。それにしても、あんな形で同潤会アパートを残したとでも言うのだろうか?あれなら残さなくても良いのでは?なにも同潤会アパートの面影が残っていない。意識をしていると言う事を言いたかっただけではないのだろうか?
正直、自分は建築に関しては良くわからないし、あまり興味がないです。
かと言って人に流される事もないです。
六本木ヒルズは駄作と言う評判らしいです。
けど六本木ヒルズの時は正直感動しましたが、表参道ヒルズは感動はなかったです。
 そこで感じました、建物や風景というのは、人それぞれの思い出や体験が密接に関わっているのだと言う事。田舎者の自分にとって東京の象徴の風景は表参道と外苑辺りから渋谷までの青山通り。そして走馬灯のように甦る表参道の風景。青山に勤めていた時は、時折原宿まで歩いて「じゃんがらラーメン」。この辺で遊んだ時は酔い覚ましで良い気分のまま原宿まで徒歩。クリスマス時期のイルミネーションと人の多さ。カフェで表参道を行き交う人の人間ウオッチングなどなど。そう言えば、同潤会アパートには出立ての「World Wide Love!」のショップや、大好きな津村先生の「final home」の第一号の旗艦店もありました。いや〜まだまだ出てきます。だから昔の思い出が詰った風景と変わってしまった今の建物が理解出来ないと、、、自分には六本木ヒルズ辺りには思い出はありませんからね。
「日本は伝統の継承とは別に、古いものを取り払って新しいものを作ってきた民族だと思うので変化は避けて通れないとは思います」(知人のコメントを引用)
確かに!!それで日本の経済がなりたっているんですよね。自分の田舎もバイパス工事等で整備されすぎて、子供の頃の街の面影がなくなってしまい寂しい限りです。
 安藤忠雄さんは世界を代表する一流の建築家であって、最善を尽くした結果が今回の表参道ヒルズだったと思う。同じモノ創りをする立場としては理解出来ます。開発に関わっていない第三者は何とでも言えるんです。建築は芸術じゃないので時折、状況や予算等々によって本意じゃない部分もあるはず。モノ創りは辛いよ、、、。
by washiwo | 2006-02-25 15:00 | life


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